保険医薬品の添付文書が変更になります。
添付文書は薬剤の様々な情報が載っており、投薬する時によく参考にします。
最近ではネットでも見ることができます。
その添付文書の様式が変更になり、わかりやすいものになります。
大きな点が「原則禁忌」、「慎重投与」がなくなるというもの
もともと原則禁忌、禁忌の2つがありました。
さらに、原則禁忌と慎重投与があり、よく区別がつきづらいことがありました。
これを禁忌と注意点に分かれました。
その注意点に関しては、
高齢者、小児、妊婦などいろんな背景によって異なるから、
「特定の背景を有する患者に関する注意点」という項目が新たに掲載され、
そのなかに高齢者などいろんな背景による注意点が記載されるようになりました。
腎障害や肝障害についてもこの項目に記載されるようになります。
これまでの慎重投与がなくなり、「注意点」として項目別に分けられることによって、
見る立場の人間としては非常に見やすくなりますね。