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院長の臨床メモcolumn

2021.05.31

ロケルマ®

・日本透析学会の報告では約10%の患者で透析前のKが6以上である。

・透析前のKが4未満で予後が不良である傾向がある。

・RAS阻害薬とカリウム上昇について

CKDではACE阻害薬とARBでK上昇のリスクになるが、透析ではACE阻害薬、ARBの単独療法、併用療法でもK上昇のリスクにはなりづらい(NDT2008)


・ロケルマ®

・非ポリマー性のK吸着剤でナトリウムと水素イオンが交換物質となっている。これまでのK吸着剤では結腸で効果を有していたが、ロケルマ®では小腸と結腸と広範囲で効果を発揮する。

・カリウム選択性が高いので相互作用を有する薬剤が少ない。

・吸着剤はこれまでのK吸着剤と比較し2倍程度があるといわれている

・Na含有は、ロケルマ®1gにたいして0.2gであるが、1日投与量が5gと少ないため、これまでの吸着剤に比べてNa量としてはかなり少なく、さらに尿からのNa排泄量が増えないという報告もあることから吸収自体はかなり少ないと予想される。