8月6日に、予防接種協議会が開催されました。
小児領域の予防接種の会ですが、内科の私としてはインフルエンザや肺炎球菌ワクチンに目が行ってしまいます。
高齢者インフルエンザは助成対象ですので、接種率がわかるのですが、加古川市で48.4%でした。 多いか少ないかという点で見ると、やや少ない印象です。
また、肺炎球菌ワクチンに関しても47.3%。 現在、経過措置で打っていない方に対してのみ、接種する機会ができました。
まだ、接種されていない方は接種されてもよいかと思います。
あと、小児領域で水痘ワクチンの接種が、他のワクチン接種に比べて少ないような印象があります。
成人になってから帯状疱疹になる方もいらっしゃって、発症すると痛みで苦しむ方もいらっしゃいます。
水痘ワクチンは水疱瘡の予防という面でも非常に重要なワクチンだと思いますので接種していただきたいと思います。
また、現在、成人男性に対して風疹抗体の無料クーポン券が届いていると思います。
まだ始まったばかりで3年間有効ですが、中には抗体がない方もいらっしゃいます。
是非とも抗体検査だけでも受けて頂いた方がいいと思います。