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院長の臨床メモcolumn

2019.08.06

笑顔の裏に

全英オープンゴルフで渋野日向子さんが見事優勝しました。

一夜にしてヒロインとなった彼女は「スマイリングシンデレラ」と称賛を浴びています。

「笑顔」という言葉がい非常に印象的であるが、

インタビューでは、

「この4日間は本当につらかったので。

笑っていたけど、気疲れが半端なかった。

何回、疲れた、帰りたいと言ったか。」

と述べていました。

このことは、笑顔、笑うことにより自分の力をさらに強いものとし、

自分の持っている力を存分に発揮し、

さらには、周囲をも魅了する原動力となったような気がしました。

畑違いではありますが、

医療でも「笑顔」は非常に大切です。

特に医療従事者は患者さんに対して安心感を持ってもらわなければなりません。

笑顔にも、ほほえみから大笑いまでいろいろとありますが、

内心どうであれ、無理にでも笑顔を作りつづけることで、

自分自身の意識も変わり、医療従事者として素晴らしい人間になるのではないでしょうか。

患者さんに怒ることは論外として、

「笑顔のない真顔」、「愛想のない表情」よりも

状況に応じた「スマイル」、

たとえ、自分の中で、それが無理な作り笑いであったとしても、

患者さんにとっては何よりも安心する、大切なものではないだろうか?

と記事を読みながら思っていました。