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院長の臨床メモcolumn

2011.09.30

今の季節に思うこと

最近、天気の変化、気温の変化が激しいですね。

気温差があって、朝は涼しくて、昼は暑い日もあります。

雲が見当たらない日もあれば、雨の日もあって。

しかし思うことは1か月前よりは随分と過ごしやすくなったと思います。

暑くても熱中症になる程でもないし、寒いといっても炬燵にはいるほどではないと思います。

この時期こそ、外に出て歩いたり、庭いじりをしたりして身体を使ってほしいと思います。

最近、アンチエイジングという言葉をよく聞きます。

これは「老化の防止」、「老化の予防」ということになると思います。

アンチエイジングを聞くとサプリメントを想像する方もいらっしゃると思いますがやはり根本は食事と運動です。

腰痛などの関節痛、しんどいなど症状もあるとは思いますが、少しでも外に出ていい空気を吸ってほしいと思います。

運動といってもトレーニングをするわけではありません。もっと気軽に考えてほしいと思います。

動かなかったら、動くのが億劫になりますし、どんどん筋力が低下して、疲れやすく、しんどくもなりやすいです。

動かなくて筋力が落ちて、身の回りのことができない、認知症の出現、食欲不振の悪循環を廃用症候群といいます。

私はこの廃用症候群になってほしくないのです。

運動不足は少なくとも廃用症候群の予備軍になります。

少しでも動くことが体のエネルギーとなります。

気持ちにも爽快感が出てきます。

この季節に自分自身のために少しでも動く、無理にでも動くことで体力をつけてほしいと思います。