オルケディアが発売になりましたが、注射剤としては以前からご紹介しているパーサビブがあります。
これも同様PTHをよく下げてくれる薬です。
投与1年で87.5%の割合でPTHを目標値に達成されています。
この注射は血中濃度は安定しやすいですが、透析で除去されるため、週3回の透析ごとの投与が必要になってきます。
あと、カルシウムが下がることがあるので、骨粗鬆症薬であり、ボナロンやボンビバを投与されている方は余計にCa低下に注意ですね。
プラリアと併用されている方はなおさらですね。
ただ、Caが低下した場合は、パーサビブの容量調整が必要で、骨粗鬆症薬はやめづらいですね。