・Target in range(TIR)は血糖値70-180の間に設定
血糖値は食事なので血糖の変動があるが、糖尿病患者さんの治療の目標としてTIRが70%以上維持することが望ましい。
HbA1c7%以上の患者さんはTIRが70%以上となっているかの世が高い。
また、糖尿病の前段階の患者さんも一部もTIRの範囲を超えて高値を示している。
・食後高血糖は心血管イベントンリスクとなる。(特に200以上では140未満と比べて3.4倍のリスクとなる)
・メトホルミン単剤投与で血糖管理が良好でない背景を持つ研究(トラゼンタ追加とメトホルミン追加の比較研究)
→トラゼンタを併用したほうが血糖変動が少なく、高血糖の頻度は減少した。また、低血糖も増えていなかった。
・トラゼンタによる心血管イベント発生などについても検討されているが、二つの大きな長期間の大規模試験でも心血管イベントを増やしたという結果はなかった。
・普段の臨床では、CGMなど血糖変動を見る検査はしづらく、血液検査をするタイミングを食前、食後などにずらしながら患者さん後に合わせた治療選択をすることが望ましい。