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院長の臨床メモcolumn

2018.07.04

かぐや

透析学会に参加した時に腹膜透析のブースに行き、新商品が開発されているかどうかをチェックしてきました。

そのなかで、腹膜透析の中でも夜間自動で腹膜透析液を交換してくれる機械があたらに発売されたということで話を聞きました。

以前は「ゆめ」という名前でしたが、こんかいは「かぐや」という名前に。

かぐやは使い勝手もいいし、モニターが大きく、手順などもわかりやすいので患者様、特に高齢の患者様にも使いやすいように思えます。

また、下記にも書いているようにクラウド上で治療内容、治療結果がわかるシステムが導入され、診察以外の時でも患者様の血圧や除水量などがわかります。

これは非常にありがたいシステムです。

当院でもすでに睡眠時無呼吸症候群に対する呼吸療法にクラウドシステムを導入しており、診察時間外に見ております。

あらかじめ見ていくことで、安心もしますし、余裕をもって診察に当たることもできますし、必要に応じて次の手を考えることもできます。

時代の進化を感じますね。

バクスターHPより

「かぐや」は、クラウド上にある腹膜透析用治療計画プログラム「シェアソース」ⅰと連携する日本で初めてのホームPDシステムとなります。
データ通信機能を用いることで、医師がセキュリティ保護された環境下で在宅治療を行う患者さんの日々の治療データにアクセスし、
患者さんの治療結果に応じて透析液の貯留時間や量などの装置設定の調整を可能にします