男性更年期障害=LOHと思っていましたが、
アンチエイジングの雑誌を見てみると、LOHは加齢あるは、ストレスに伴うテストステロン値低下による症候群ということ。
=ではないものの、ほぼ男性更年期障害に近いものという印象を持ちました。
LOHは泌尿器科の領域で、私は診療では見ませんが、知っておく必要があるので勉強してみました。
まずは、問診。
AMS問診表という17項目の質問があり、なし・経度・中等度・重度をスコア化する。
問診には①精神症状(抑うつ、不安、精神的疲労など)、②身体症状(身体的疲労、集中力低下、記憶力低下、睡眠不足、身体的疲労、記憶力低下など)、③性腺機能低下(性欲低下、勃起障害など)
血液検査は、総テストステロン値で250未満であれば、LOHの可能性が高い。
もし250以上であっても問診でLOHの可能性がある場合、遊離テストステロン値を測定する。
遊離テストステロンにせよ、総テストステロンにせよ、テストステロンは午前8時から11時に測定する。
上記のような症状や所見がある場合、LOHと診断され、場合によってはテストステロン補充療法が選択されるようです。
ただ、性腺が低下する疾患を鑑別する必要があるので、黄体ホルモンや卵胞刺激ホルモンのチェック、肥満や糖尿病も関係することがあるみたいです。