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院長の臨床メモcolumn

2018.05.24

骨粗鬆症の薬「プラリア」

骨折歴のある糖尿病の患者さんでは骨の表面の皮質骨の多孔性が進行し折れやすくなっています。

半年に1回投与(皮下注射)のプラリアでは皮質骨の多孔性を抑制すると報告されています。

また、アレンドロネートと比べて、骨密度も上昇させるという報告もあったり、75歳以上のご高齢の患者様の大腿骨頸部骨折抑制効果もあると言われています。

ただ、私が多く診察している慢性腎臓病ステージ4や5の患者様や透析をされている方はCaが非常に低下することがあり注意が必要な薬剤でもあります。