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院長の臨床メモcolumn

2011.12.20

透析時間延長の受け入れ

昨日、臨床工学技士との話し合いで透析時間の延長を勧めていく患者さんを決定しました。

勝手に透析時間を延長するわけにはいかず、患者さんの都合や気持ちを聞いて~透析時間を延長してきます。

まあ、当たり前ですけどね。

これまでの経験からは:::

「時間を延ばすと余計にしんどくなるから」

「これ以上しんどい思いをしたくない」

「仕事の都合で…」

という感じでどちらかというと時間延長は難関でした。

自分の中でも壁がありました。

しかし、今日は以外にもすんなり。

「身体のためにいいのであれば延ばしてもらっていいです」

何があったのでしょうか?

最近ちょこちょこ透析時間を延長している方がいつのでその傾向が出ているのか?

それともたくさん除水するとそれだけしんどいのを実感しているのか?

さりげなく、スタッフが言ってきたのか?

「やる」といっている方に対して理由は聞きません。

その決断を大切にしたいと思っています。

今後、透析時間を延長し、「楽」、「元気」など前向きな結果が出てきてほしいものです。