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院長の臨床メモcolumn

2011.12.22

熱い!!

今日は昼から介護保険審査の日。

今日は35人の方の新規あるいは更新申請書類を審査してきました。

気になったのは癌患者さんが増えてきていることと65歳以下の申請患者さんが増えてきていることです。

上記の方は全体からするとまだまだ少ないですが印象としては確実に増えてきています。

普段からの健康チェックは若い時から必要ですし、癌の可能性は誰にもあるわけので健診での早期発見も重要です。

透析の方も週3回通院されていますが、年に一度はやはり検査が必要だと改めて思いました。

その会議後、訪問看護担当の熱いおばちゃん看護師さんと話をしました。

当院に訪問看護に興味を持っている看護師がいるので見学に行きたいというお願いをしたところ訪問看護について話をし始めました。

なんせ介護保険制度ができる前の15年前から訪問看護をやっている大ベテランなので”訪問看護のやりがい”について熱く40分くらい話をしました。

多分還暦も過ぎていると思いますが、その熱い思いというのはかなり伝わってきました。

病院ではなかなか1対1の付き合いはできないけど、訪問看護はそれができて、病院に比べると規模がこじんまりとしているのでやりたいことができるし、何よりも患者さんと近くに接してケアができるということです。

本当に生き生きされていました。

そういえば普段仕事をしていて、心が豊かになる時って患者さんと密に話したり、接したりする時かなあと振り返って思いました。

今後、訪問看護の重要性もさらに増えてくるのは間違いありません。

実際現場でどのようなケアをし、接していくかを知る必要があると思っています。

医療現場と在宅医療を統合することにより本当のケアができます。

事業体は別でも連携をしっかりすればできることです。

患者さんのことを把握したいと思えば、家での状況を知ることが非常に大切ですよね。