(概要)
-透析患者は約33万4505人
-コロナ感染症は120人程度と感染率は0.038%
-中等度は約半数で、重症度は約20%である。
-死亡率は18%程度である。
-上記のグラフ:上は全国の累積感染者数である。下は透析患者の累積患者数である。
(感想と印象)
・透析患者の統計は5月以降であるが、週に4-5人と増えてきている。
・感染率に関しては高いとも低いとも言えないが、基礎疾患のある集団と考えると少ないかもしれない。
・クラスター化の恐れはある中で、第1波はよく抑えられていると思われる。早くから、透析医会が独自のマニュアルを作成し、啓蒙活動をされていることと、もともと、透析施設が感染対策の意識が高いことが理由とも考えられる。もちろん、透析患者の感染予防に対する意識も高く、協力的という印象は持っている。