筑波大学の小曽根先生によると、
血圧測定は本来、5分以上座位安静の後に、脱衣し測定する必要があるが、
実際のところ、脱衣することは困難なことがある。
実際、透析中でも血圧測定を定時的に行いますが、毎回袖をまくって血圧測定してません。
この報告によると
①裸腕: 血圧128±20.0
②シャツの上:131±22.0
③カーディガンの上:136.9±22.2
④カーディガンの袖まくり:136.4±26.0
ということで、シャツでもやや高く検出され、カーディガンの上では結構高くなります。
特に冬は透析の方の場合、分厚いパジャマを着ておられるので、
上記の文献からは裸腕と「8-9」くらい違うということもあり、
実測値より低めに想定してもいいかもしれません。