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院長の臨床メモcolumn

2021.05.06

ワクチンの適応拡大

新型コロナウイルスの感染者の中で20歳未満の方々の感染が増加しています。

その中で、アメリカのFDAは、ファイザー製ワクチンの使用を現在の16歳以上から、12歳以上の拡大しました。
12ー15歳2260人に対する治験では、有効率100%で、副反応の発生も16ー25歳の結果と明らかな違いはなかったようです。

現在、兵庫県の入院や宿泊施設の待機者は3462人で、2ヶ月間で50倍膨れ上がっています。
入院率が15%と低く、2ヶ月間で50%も低下しています。
これだけ感染者数が多いと、入院する選別がかなり困難となります。
在宅酸素の在庫も途絶え、供給できない会社も出てきています。
国民皆保険という誰もが安心して受けれる当たり前の医療が受けることができない状況となっています。