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院長の臨床メモcolumn

2015.04.03

レセプト請求

医療機関は月初めの1日から10日までの間に、その前の月の保険請求を保険者に請求をします。

これは医療機関にとっては大きな仕事の一つであり、素早く、適切に行う必要があります。

クリニックでも病院でも一緒です。

病院は患者さんも多く、科目も多いのでたくさんの事務員がレセプト請求に取り掛かっていると思います。

朝早くから夜遅くまで、軽食を取りながらひたすらカルテとパソコンに向き合って、適切な診療と適切な請求ができているかを照合していきます。

当院でも同様に私と事務員で行っていきます。

正確に手際よくするためには知識が必要です。

当院は透析、腎臓病のレセプトが中心ですが、75%は内科の患者さんです。

透析のレセプトは内容が濃く、診療回数も多いのでチェック項目が多くなります。

これに非常に時間がかかります。

事務員も家庭を抱えており、家族のためにも何とか効率よくできないかと毎回考えています。(前の病院では夜の10時などはざらにありました)

いろいろ考えた末、レセプトの期間も比較的余裕を持って帰ることができるように、普段から細切れの時間を利用して、内容を確認してもらったり、コメントを挿入したりするようにしています。

そうすることによって毎月1-10日の間で確認する事項は減りますので、効率がいいですし、先に面倒なことを細切れ時間で済ましていますので、慌てることなく、確認する余裕も出てきて、正確性が増します。

当院は透析/内科スタッフはもちろんのこと事務員も非常によく気が付くので助かります。

私の弱点をみんなでカバーしてもらっている感じですね。