シャンと穿刺部近く日他の写真のように弁の石灰化などが関与し、索状物になっています。
この場合、索状物に穿刺の針先や針の側孔にあたるため脱血不良になりやすいです。
針先がポケット(下の壁方向)に行ってしまっては脱血不良になるので、エコー下修正が必要ですね。
シャントエコーといえば、当院の看護師長も昨日からブログが始めたようです。
非常にいいことだと思います。
http://ameblo.jp/sy19770802/entry-12211347970.html
本題にもどると、このような場合シャントPTAか再建か迷います。
PTAの場合、この索状物が風船でへしゃげるか?すぐに再発しないか?拡張時に風船が破裂しないか?などが心配されます。
シャント狭窄の場合、まずシャントPTAが第一選択ですが、このような場合は再建した方がいいかもしれません。