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院長の臨床メモcolumn

2011.12.23

ゴッドハンド来る!!

本日は祝日。

でも透析医師やスタッフや患者さんは関係ありませんよね。

しかし、本日は祝日にもかかわらず朝からゴッドハンドが当院にやってきてシャント手術をやって頂きました。

シャント人工血管完全閉塞の方。

シャントPTAでも開通せず、ゴッドハンドに昨日依頼。

昨夕に直接電話を頂き、「祝日しかもう空きがないから明日病院に行って手術させてもらっていいですか?」と。

なんて素敵な先生でしょう。

こちらからお願いした患者なのに当院に来て手術して頂けるなんて!!

しかも祝日ですよ。

そのゴッドハンドの先生とは以前からお付き合いがあり、何度も来て頂き、手術も拝見しました。

本当に素晴らしい技術と才能の持ち主です。

しかも非常にアイディが多く、透析の穿刺のことも考えてシャントを作ってくれるというとてもいい先生です。

兵庫県の宝といっても過言ではないでしょう。

我々透析従事者にとっては一番大切なのはまずシャントですし、シャント異常となることが最も重大な問題です。(意識しているかどうかの問題はありますが)

今回も難解な症例でしたがエコーを見て、素早くイメージをしグラフトの再建を行って頂きました。

グラフト再手術と思っていましたが、静脈側のみを新しいグラフトを使って腕の静脈につなぎ合わせてくれました。

相変わらず縫合が丁寧でかつ早い。

出血しやすい条件のもと本当に素早くやって頂きました。

患者さんも本当に喜んでいました。

術後もお話をし、もっともっとシャント手術をしていって良好なシャントを作っていきたいとのことです。

困っている症例はよく耳にします。

「困っているんであれば声かけてくれたらどんどんするのに・・」と。

こんなにも忙しい先生なのにさらに向上心を持って手術をされ続けるゴッドハンドには感銘を受けました。

だからゴッドハンドになれるのでしょうね。

本当に信頼のおける技術力の極めて高い稀少な先生です。

我々はシャントを大切に管理し、必要に応じてこのようなシャント専門医と連携を持ち、患者さんにいい透析を提供できるよう努力していきたいと思います。

許可を得ましたのでホームページを公表します。

http://www.kojima-geka.info/index.html

本当に技術の確かな先生です。傷口のことも考えてくれるちょっと小声でシャイな先生です。