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院長の臨床メモcolumn

2023.10.26

インフルエン治療薬の予防的投与?

インフルエンザAがまん延しています。

COVID19陽性となることはもはやかなり少なくなっています。

インフルエンザの予防薬に関する質問もあります。

以前はタミフルだけでしたが、現在は、リレンザ、イナビル、ゾフルーザすべての内服、吸入薬が適応となっています。

ただ、すべての方に対象ではなく、65歳以上あるいは基礎疾患のある方が対象となっているので誤解のないようにしてください。

感染予防効果は約80%という報告もあれば、院内のアウトブレイク発生後の報告では99%というものもあります。

いずれにしろ予防効果が高いといえます。

ただ、家庭内ではどうでしょうか?

多くの研究は院内、施設内のものです。

家庭ほど濃厚接触ではありません。

おそらく家庭内では予防効果は低下し、発症リスクは増えると思われます。

家族が病院に陽性といわれる前にすでに感染している可能性があります。

予防薬を飲んでも間に合わないケースもあるかもしれません(仮に発症しても症状は軽くなると思いますが)。

予防薬で安心ではなく、感染対策を家庭内で十分講じておく方が安心です。

インフルエンザワクチンを接種されていない方が多い状況です。

結構辛そうな方を多く診ます。

はやめのワクチン接種をお勧めします。