気温も随分と上昇してきて、患者さんの血圧も良く下がるようになってきました。
降圧剤の量が減っていくからもまずまずいらっしゃいます。
血圧が低下傾向にあるとドライウェイトの調整も必要になってきます。
胸部エックス線での心胸比はあまり変わりませんが、血圧が下がりやすくなっている方に血液中のハンプ採血をしてみると透析患者さんの基準値より低くなっています。
基準値より低い患者さんにはドライウェイトを上げています。
上げ方にもよりますが、おおよそ0.5-1kgあげます。
中には上げたくないからもいらっしゃいますが…
心胸比では細かいことはわかりません。
血圧が低下するなど何か異変がある時はハンプやエコーでの調整した方がいいと思います。
このドライウェイトを上げた背景には暑い季節になってきたという以外に、冬の間動かず食事を食べてきたために脂肪が増えたのではないでしょうか?
脂肪率までは計測していませんが、そういう印象が強いです。
なんであれその時に合わせたドライウェイトを設定していかなければなりませんね。