トラゼンタ、テネリアという新しい血糖降下薬DPP-4阻害薬は透析患者さんや腎不全患者さんにも安心して飲めるといわれています。
今や経口血糖降下薬としては第1選択薬として使用されているDPP-4阻害薬ですが、11月に週1回製剤が出るようです。
最近、ザファテックというDPP-4阻害薬、それも同じく週1回製剤ですが、透析患者さんには使用できませんでした。
毎日飲むタイプの武田薬品ネシーナは用量調整が必要ですが、透析患者さんも飲めるのになぜ、、、というのはありますが、低血糖など安全性を考慮してのことです。
今回ご紹介するのは、透析患者さんも内服できる週1回タイプのDPP-4阻害薬である「マリゼブ」です。
用量の調整は必要ですが、添付文書にしっかりと透析の方、腎不全の方の用量が記されているので、処方する方としても安心してできます。
マリゼブとザファテックの違いは?
同じ週1回タイプのDPP-4阻害薬で一方では飲め、一方では飲めない。
まだ理由はわかりませんが、情報が入手できればご紹介したいと考えています。