加古川市では来月から始まる新型コロナワクチン予防接種の相談が多くなりました。
昨日から郵便物が届いたようです。
透析学会からは透析患者さんは感染すると重症化しやすく、致死率も高いため、接種が推奨されています。
ただ、現状まで、透析患者さんの予防効果についての報告はありません。
では、新型コロナウイルスに感染した透析患者さんの抗体保有率はどうなのか?
イギリスから報告では、感染半年後も一旦獲得した抗体は大多数で保有しており、免疫応答を有すると報告されています。
この結果からも、ワクチン接種も有効ではないかと考えられます。
国内の先行接種の報告からは、高齢者では若者と比べると発熱、倦怠感、頭痛の発生率が低いと言われています。
とはいえ、インフルエンザワクチンよりは副反応発生率が高く、十分な観察が必要と考えます。
特に接種日を含めた3日間の健康観察には留意したいと思っています