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院長の診療日記column

2020.06.11

ルムジェブ(新しいインスリン)

(概要)

-超速効型インスリンの進化型

-超速効型であるインスリンリスプロに2つの添加物が加わっている

①トレプロスチニル(局所血管拡張)

②クエン酸(血管透過性亢進)

-リスプロよりも吸収と消失が早い

-治験ではリスプロよりも13分立ち上がりが早い

=食後血糖の上昇を抑制させる

-注射は食直=2分以内、あるいは食後20分以内(食後は効果が落ちる可能性)

 

(印象と感想)

-食後の過血糖の抑制に期待、特に日内血糖変動の縮小

-リスプロから変更するとして、HbA1cがどこまで低下するか?

-腎不全や透析ではインスリンの効果が長引くため、空腹時の低血糖のリスクは減弱するかもしれない。

-糖尿病性胃腸障害など胃の運動が遅延している方は、吸収より早く、インスリンの効果が発揮され、低血糖になる危険性があるので注意が必要と思われる。