必須アミノ酸は人間の体で合成されないアミノ酸で生きていく中で必要なアミノ酸です。
必須アミノ酸は大人では8種類、子供では9種類であり、大人では8種類の必須アミノ酸のバランスをスコア化したものをアミノ酸スコアといいます。
・アミノ酸スコア
WHO作成した基準値というものがあります。基準値のアミノ酸を食品のアミノ酸で割ります。
8種類それぞれのアミノ酸スコアはありますが、その職員の一番低いアミノ酸スコア(制限アミノ酸)がその職員のアミノ酸スコアとなります。
例:ある食品のイソロイシン200㎎、基準のアミノ酸250㎎⇒アミノ酸スコア=200÷250×100=80
・プロテインスコア
ある食品の中で比較するタンパク質の1g当たりのアミノ酸(比較たんぱく質)をその食品のたんぱく質(制限たんぱく質)で割ります。
この割り算で最も少ないスコアをプロテインスコアとしてあらわされます。
例:ある食品の1g当たりのイソロイシン200㎎(比較たんぱく質)、その食品で含まれているイソロイシン100㎎であれば
⇒100÷200×100=50
アミノ酸スコアとプロテインスコアは基準が違います。
一般的にはアミノ酸スコアが基準がしっかりとしていますし、わかりやすいこともあり用いられていると思います。
また、プロテインスコアの方が低く出るような気がします(不正確という意味ではありません)。
ただ、アミノ酸スコアもプロテインスコアも100というのが、卵です。
ビタミンEなども豊富ですし、簡単に摂取できますからかなり優秀な食品であることがわかります。