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院長の臨床メモcolumn

2023.12.02

非ベンゾジアゼピン系睡眠剤の種類と違いがあるのか?

非ベンゾジアゼピン系睡眠薬はベンゾジアゼピン系に比べて、筋弛緩作用や抗不安作用がすくないとされています。

筋弛緩作用が少ないというのは、ふらつきが起こしにくいともいえます。

非ベンゾジアゼピン系睡眠剤には

  • ルネスタ
  • アモバン
  • マイスリー

があります。

この3つの中で一番睡眠に対する効果が高いのがマイスリー。

ただ、その分作用時間は短いとされています。

作用時間が長い分、効果が控えめになっているのがルネスタ。

不安が強くて眠れない方は?となると非ベンゾジアゼピン系なので抗不安作用が少ないといわれています。

この3つでいうと抗不安作用が期待できるのはルネスタとアモバンとなります。

あくまで上記3つの話ですが、

すっきり眠りたい⇒マイスリー

色々考えて心配で眠れないなど⇒ルネスタやアモバン