インフルエンザが流行していますが、発熱など症状出てからいつ検査をしたらいいのか?とよく聞かれます。
すぐ検査をしても陽性にならないことがあります。
患者さんからすると早く診断してほしいけど、早く行き過ぎると陰性になるし、熱が続けば次の日もいかないといけないし。。となります。
タイミングが非常に難しいです。
一般的に、発症後12時間未満では感度が低い傾向にありますが、12〜24時間経過すると感度が上昇し、24〜48時間以上経過するとさらに高まります。
報告によっては6時間以内では感度が65%、7時間以降で約89%というものもあります。
一方で12時間でも約54%だったという報告もあります。
時間が経過すれば感度が上がるので、少なくとも12時間は待った方がいいとは思います。
その間はカロナールなどの解熱剤や感冒薬でしのぐことになります。
とはいえ、インフルエンザ治療薬の効果は発症後48時間までですのでそのタイミングは逃さないようにしてください。