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院長の臨床メモcolumn

2011.09.26

震災対策

東日本大震災後、当院でもスタッフ間で災害対策について話をしました。

また、患者さんやご家族に対し災害対策便りをくばりました。

私は震災の経験はなく、落雷による停電を3回経験したのみです。

もちろん、火災もありません。

その中で実際に災害が発生した時にどのような対応を取っていいのか想像もつきません。

震度6以上の揺れも経験したことがなければ、透析中の自身も経験したこともないのですから。

論文や本を読むことでいざという時のためのイメージはできていますが、本当に実行できるかどうかはわかりません。

ただ、わからないでは済まされないので震災時一体自分たちはどのように対応すればいいのか、患者さんに対してどのように声かけや対応をすればいいのか?これはきちんと準備をしなければなりません。

まず、スタッフに対しては揺れているときの自分自身の対応、揺れがおさまった時の対応をしっかりと覚えてほしいと思います。

また患者さんにも揺れているときの対応と揺れがおさまった時に心構えをしっかりと覚えて頂きたいと思います。

院内紙やマニュアルだけではなかなかしっくりしませんし、いつまでも対岸の家事のような自覚でしかないと思います。

スタッフはもちろんのこと、患者さんにも自覚して頂けるように当院で震災対策の説明会を行ってみたいと思います。