最近、のど風邪が流行っているせいか、龍角散のCMを見ます。
龍角散には桔梗 杏仁 セネガ 甘草 がはいっています。
桔梗はのどの炎症に良く使用され、桔梗湯という漢方薬もあります。
セネガはカタカナなんですが、せき止めや痰切れの効果があるようです。
杏仁は漢方の生薬で、せき止めとしてよく使用されています。
ですから、龍角散はのど痛み、せき止めとして有効と思われます。
ただ、桔梗湯と龍角散の桔梗の含有量がだいぶ違うという印象がありました(配合量は書きませんが)。
龍角散は処方で来て、桔梗湯は処方できますから、比較するのもどうかと自分でも思いますね。
こうやって比較すると桔梗はのど専門の漢方薬として有用と改めて思いました。
龍角散のように一つの薬で複数の効果が出る薬剤の強さも市販薬にはありますね。