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院長の臨床メモcolumn

2019.02.25

骨粗鬆症の薬

骨粗鬆症の薬で選択的エストロゲン受容体調整薬(SERM)があります。

これはエストロゲン受容体に作用して、骨吸収を抑制し、骨量を増やしてくれます。

エストロゲン受容体に作用するので子宮体がんや乳がんのリスクを下げるのではないかとも言われています。

保険病名は:閉経後の骨粗鬆症

商品名:エビスタ、ビビアント

期待できるのは腰椎などの椎体や大腿骨の骨量を増加すること。

骨折予防としては椎体骨骨折の予防効果はありますが、大腿骨骨折の予防効果は明らかにはされていません。

透析の方への使用方法としては

エビスタは48-72時間ごとなので、透析の日だけ

ビビアントは通常量

となっています。