ある雑誌に、糖尿病の食事療法における食事摂取ポイントが書かれておりました。
それではおにぎり2こ(340キロカロリー)を
①5分で食べた
②20分かけて食べた
③おにぎり2つと小松菜の胡麻和え(約72キロカロリー)
上記3群で食後血糖はどうなったかを見ていました。
なんと③の小松菜と一緒に食べた方が明らかに食後血糖の上昇が防がれていました。
3時間後には最終的にいっしょになりますが、この食後3時間が重要です。
2型糖尿病は食後のインスリンの分泌が遅くなって、さらに進むと食後のインスリンの分泌の量まで減ってきます。
さらに進行すると、だんだんとですが基礎インスリンの分泌も悪くなり、食前の血糖も上がってきます。
ですから食後の血糖を抑えることが非常に重要になってくるのです。
この雑誌には、食事の中の食物繊維が、胃の中で食事の塊として膨らみ、胃からの排出が遅れるため、小腸での吸収がゆっくりとなり、インスリン分泌と食事の流入がかみ合い、血糖が上がりにくくなると書かれています。
血糖が上がると余計にインスリンも必要ですから、インスリンの節約のためには食後血糖を抑える必要がありますね。
野菜だけでなく、海草や玄米もいいようです。
ご参考にしてください。