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院長の臨床メモcolumn

2014.06.07

透析でのシャント狭窄の見つけ方。

当院では透析で、少しでも早くシャント狭窄を見つけるために、触診や聴診で異常があればすぐにシャントエコーを行います。

あとは脱血不良があればシャント狭窄の可能性がかなり高いと思います。

ただ、透析スタッフにはわかってほしいことは、単に狭窄があるかないかだけではなく、「どの部位にシャント狭窄があるのかを推測できるレベル」になってほしいということです。

推測=絶対ではないのですが、考えながらシャント管理をするということは非常に重要です。

たとえばシャント狭窄があってもシャント狭窄を避けて、どこに穿刺をするべきかということも考え、できるようになります。

シャントエコー頼みではなく、聴診や触診でわかることもあります。

透析スタッフは少なくとも、知っておいてほしい資料があるので添付しました。