昨年12月に糖尿病治療薬スイニーが長期処方が可能になりました。
発売後1年は2週間処方、1年たったら1か月処方が可能となります。
DPP-4阻害薬の中では新しいスイニーも発売してもう1年たったかと思うと時の立つ速さに驚きます。
7種類のDPP-4阻害薬はありますが、スイニーに特徴なのはBMI25以上の肥満の方に対しても血糖低下作用が強いという点です。
「メタボグリプチン」と名付けているようです。
メタボに強いDPP-4阻害薬ということです。
そういえば血圧の薬でミカルディスという薬もメタボに強いのでメタボサルタンと言われています。
スイニーは
①肥満の方でも血糖降下作用が期待できる。
②夕食後までしっかりと血糖降下作用が持続できる。
③血糖の日内変動が少ない。
④悪玉コレステロール低下作用がある。(11-14%低下)
DPP-4阻害薬は7種類あり、それぞれに特徴があるものが多く、処方するのに頭を使いますね。
ちなみに1日2回合計200㎎です。
腎臓病、透析の方は1日1回100㎎です。