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院長の臨床メモcolumn

2024.12.11

溶連菌感染

加古川医師会の会報を読んでいると溶連菌についての投稿がありました。

溶連菌感染はほぼA群溶連菌感染症である。

溶連菌はいろんな症状をきたすが、よく遭遇する疾患として

急性咽頭炎

膿痂疹や蜂窩織炎など化膿性感染症(皮膚)

溶連菌は伝染力が強いために他者に感染広める可能性がある。

呼吸器からの飛沫感染や接触感染。

そのため小児期での感染がおおい;特に5-15歳

A群陽線近世咽頭炎は潜伏期間は2-5日、38度以上の高熱、倦怠感や咽頭痛。

苺舌や軟口蓋の小出血斑が特徴。

溶連菌には迅速抗原キットがあり、感度も80%以上。

治療薬はペニシリン系が第一選択薬(10日間投与)

(第1セフェム系でも可能)

症状は2-3日で改善(抗生剤内服後)