今日は透析の診療後に、急変シミレーション訓練を行いました。
透析開始直後に患者さんの容体が悪化するという設定。
実際このようなことはめったにありませんし、私も15年やってきてほとんどありませんが、救命は医療従事者にとって最も重要な責務であり、クリニックとはいえども、急変した患者さんは助けなければなりません。
訓練ではありましたがみんな真剣でした。
心肺蘇生はクリニックではそうそうあることではありません。
心臓マッサージにAED、に酸素投与、救急コールまで。
急変発見から約9分間です。
実際は急変して、急変の程度を把握して、心肺停止なのか、その一歩手前なのか、大丈夫なのか?など迅速に判断し、対応することが求めらえています。
その中で心肺停止であれば今日のような対応になりますし、そうでなければ違う対応をしなければなりません。
総括を経験豊富な看護師長にしてもらい、いろんな意見、問題点が出ました。
実際には起こってほしくないものですが、有意義な訓練になりました。
後日、総括し、スタッフで再度考えていってほしいと思っています。
今回の訓練はあるナースの一声で実施されました。
非常にやる気のあるスタッフに囲まれて幸せですね。