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院長の臨床メモcolumn

2014.01.06

年始のシャント閉塞

年末ぎりぎりからシャント狭窄が疑われる方がいらっしゃいました。

その方が年始にシャント完全閉塞となっていました。

シャントエコーでは器質化していない血栓でまだ若い(できて間がない)血栓でした。

即、シャントPTAが必要な状態でした。

年始で営業している病院もないし、、、。

ダイレクト(直接動脈穿刺)は出血、血腫の危険性が高くなるし、、、。

さらにはやくシャントPTA(風船治療)をしないと、血栓が高くなって、PTAをしても風船が膨らまず、再手術となってしまう可能性も危惧されました。

思い切って、近隣のお世話になっている血管専門の先生にお電話をしてみました。

ちょうど、当番にあたっておられ、勤務中でした。

完全閉塞の方で、さらに年始ということもあって大変もう分けなかったのですが、すばやく引き受けて頂き、無事にシャントPTAも成功し、事なきを得ました。

本当に感謝、感謝です。

年末年始のシャントトラブルは透析クリニックにとって非常に神経質になります。

年末年始にかかわらず、引き受けて頂ける病院がすぐそばにあって本当に助かりました。

ありがとうございました。