めまいの時は水分を取ったらいいよ。
といわれた記憶があります。
どういうことなのか?
めまいで有名なメニエル病の場合は内耳のリンパ水腫つまり水たまりが原因となります。
この場合、抗利尿ホルモン(水をためようとするホルモン)というホルモンが活発化しています。
そうなると体に水分がたまりやすくなり、めまいを誘発することがあります。
抗利尿ホルモンの活発化を抑えるにはどうしたらいいか?
水を飲んで血液を薄めます。
そうすると尿からおしっこを出そうと思って、抗利尿ホルモンは減少します。
そういうことで水分を取ったらいいといっていたのですね。
水がたまっているのに、水を飲むのかという風に思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
とはいってもめまいといえばメニエル病ではなく、良性頭位変換性めまいの方が断然多いので参考程度にはなりますが。