院長の臨床メモ9月も終わりに近づきますが、季節外れの状態が続いています。
気温も真夏日も真夏日で、半そでの状態が続いています。
季節外れでいうとインフルエンザA型が流行しています。
先週から特に増えている印象があります。
コロナは５月のGW明けからずっと続いています。
最近少し横ばいになってきていますが、この波は今までとは違い非常に息の長い期間になっています。
その間に新しい株が増えているので、減少傾向も乏しいにもかかわらず、次の波がやってくるような話もあります。
透析患者でもコロナ陽性をしばしば認めています。
日本透析医会の報告では約３．５か月で４．２人の方（１施設当たりの平均）が発生しているということです。
少ないと思われると思いますが、透析施設で一人陽性になると、感染対策を強化し、隔離やマンパワーなどが必要であり、日常の勤務体制ではなくなります。
透析患者でも軽症者が多いといわれていますが、７０歳以上では致命率３．８％と高率ともいわれています。
現在のオミクロン系統での一般人口の致死率にくらべると明らかに高いといわれています。
早期派遣、早期の感染対策、早期の治療介入を心掛けています。