骨では骨吸収と骨形成により骨を維持しようとしています。
しかし、骨粗鬆症に骨形成が低下し、骨吸収が増えて、骨がもろくなります。
難しい話になりますが、骨粗鬆層では、骨芽細胞によるRANKLの発現が増えます。
RANKLが増加することにより破骨細胞が増加し、骨吸収が増えます。
プラリアはRANKLに結合することにより、破骨細胞の活性を低下させます。
その結果、骨吸収が抑制されるので、皮質骨や海綿骨の骨量が増強して骨が強くなります。
(イメージ図)
①骨粗鬆症のメカニズム
②プラリアの作用機序
第一三共プラリア商品説明より引用