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院長の臨床メモcolumn

2014.12.13

院内広報誌「ぬくもり12月号」

クリニックで診察してよく思うのですが、クリニックの診察は風邪などの急性の病気から、腎臓病や糖尿病などの慢性疾患の病気まで幅広く診療しています。

しかし、悪性腫瘍の発見を中心に診療をしているわけではないので、早期発見ということからすると通常の診療で見つけることはなかなか難しいと思います。

通常の診察でなんとなくおかしいとか、データが異常となって精密検査を行って、幸いにも早期に悪性腫瘍が見つかって感謝される場合もあります。

しかし逆に発見した時にはかなり進行していたという場合もあるわけです。

悪性腫瘍も頭に入れながら治療はもちろんしていますが、通常の生活習慣病中心の血液検査では発見はしづらいことが多いです。

ですから、患者さんにはできるかぎりがん検診を受けてほしいと思います。

また、調子が悪い、体重が減っているなど異変が続いた場合は必ず伝えてほしいと思います。

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