世の中にはいろんな降圧剤があります。
どんどん出てきます。
最近では合剤といって、ある薬とある薬が引っ付いた便利なものも当たり前のように発売されてきています。
患者さんも2個内服していたものが合剤となって1個になったという点では飲みやすくなっていいことだと思います。
医師にとって何が大切か。。。。
ある種類の降圧剤は先発品だけでも10種類以上。
ある薬の降圧剤は20種類以上。
何を選ぶか?
ある薬を例えばACE阻害剤(降圧剤の種類)とします。
ACE阻害剤は循環器病学会では心不全の第1選択薬になっています。
それではACE阻害剤であれば何でもいいのか?
そうではないですよね。
市販されているものもそうだと思います。
例えば「ヒアルロン酸がいい。」といっても薬局にはいろんな製品がありピンキリだと思います。
市販されているものとACE阻害剤を一緒にするわけではありませんが、ACE阻害剤にも有効性の高いものとそうではないものが出てきていると思います。
それが医学論文だと思います。
医学論文でおなじACE阻害剤でも有効性の高いものを選らぶ。
それは一つしかないものではありませんし、医師によって価値観の違いもあります。
ただ、ACE阻害剤を飲んでいればそれでOKというものではないと思います。
そういうことを意識しながら処方していきたいと考えています。
平成25年2月1日に兵庫県加古川市野口町で新規開業致します。
医院名:きたうらクリニック
標榜科目:人工透析内科、腎臓内科、内科
専門医:日本透析学会透析専門医
日本腎臓学会腎臓専門医
日本内科学会総合内科専門医
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