コロナウイルス感染症が本当に流行していますね。
発熱対応しているとコロナ検査陽性が明らかに増えています。
しかし、コロナに対する抗ウイルス薬を投与する機会は公費負担がなくなってから激減しています。
やはり高額なのが一番のネックです。
ゾコーバ、パキロビロパック、ラゲブリオのすべて高額となります。
透析患者さんは重症化リスクが高いので抗ウイルス薬を使用することは多いです。
ゾコーバとラゲブリオは透析患者さんにも用量を減らすことなく服用可能です。
ただ、ゾコーバは、降圧剤など併用注意薬剤が多いので投与する際にはきちんと併用薬を確認する必要があります。
抗ウイルス薬は解熱期間も短縮したり、ウイルス量が速く少なくなったりと、症状の緩和や感染拡大にも寄与するものと思われます。
副作用も多くないのではないかと思います。
ただ、本当に自己負担金の多さだけは何とかしてほしいと思います。