透析患者さんで痛みが強い時にオピオイド系鎮痛剤を処方します。
・トラムセット
・ノスルパンテープ
ノスルパンテープは鎮痛効果に優れており、痛みに関してはかなり有効だと思います。
ただ、1週間貼りっぱなしということと便秘や嘔気に要注意です。
眠気も注意です。
あと、メリットとして、減量が不要ということです。
5㎎から開始しますが、最高の20㎎まで増量可能です。
つぎにトラムセットですが、
これは配合錠で、トラマール37.5㎎+アセトアミノフェン325㎎です。
禁忌となっていますが、アセトアミノフェンで禁忌になっていますが、透析患者さんでよく処方するので禁忌では臨床ではないと思います。
このトラムセットやトラマールは透析患者さんの場合50%減量が必要です。
ですから、4錠まで可能なのですが、2錠までとなっています。
新しい鎮痛剤はありますが、用量を注意しながら投与する必要があります。