透析中に血圧が低下することは多少なりともあります。
血圧が低下してもいい具合に低下することもあります。
しかし残念ながら急に血圧が下がったり、徐々に低下し100以下になったりすることがあります。
こうなると何とも言えない倦怠感、痛み、こむら返りが起こってきます。
透析を続けておくこともつらくなってきます。
これが患者さんは一番つらい症状の一つであり、私のなかではいちばん何とかしたい状況の一つです。
透析中の血圧低下対策については随分と勉強してきました。
なかなか血圧が安定されない方に対しては色々とトライし、何とか安定するように努めています。
しかし、それでもなかなか期待通りの効果はでないときもあります。
患者さんは徐々に透析がイヤイヤになってくるのではないかとひやひやします。
教科書に書いていることやオンラインHDFもやってみました。
それでも改善しません。
透析時間をふやせば1時間当たりに引く除水量も少なくて済みます。
しかし患者さんからすると今でもつらいのにこれ以上は耐えれないでしょう。
ですから、一度透析膜を変更しようと思います。
最近の膜は高性能膜で色んなものが効率よく抜けます。ほとんどの施設で高性能膜を使用しております。当院でも採用しています。
ただ透過性がよくて、高齢の患者さんを中心に時に血圧が下がる危険性があると思われます。
ですから一度高性能膜をやめてたいと思います。
おそらく透析効率は低下するとおもいますが、今はまず患者さんの血圧を安定にし、つらい症状を取ってあげることを優先したいと思います。
これを長く続けるべきではないと思います。何とか血圧が低下する悪循環を取りたいと切に思っております。