膵がんの危険因子には
・遺伝性膵臓癌:近親者に2人以上など
・遺伝性膵炎(危険率高い)
・膵嚢胞がある方(危険率高い)
・膵管拡張がある方 ・膵嚢胞と膵管拡張の両方がある方(要注意!)
・慢性膵炎 上記があると確率が高くなります。
もちろん、 以前から言われている、 飲酒、肥満、糖尿病も危険因子にはなるので注意は必要です。
特に家族性の膵臓がんには要注意です。
1対以上の第一近親者に膵臓がんがいらっしゃる方は定期検診を受けたほうがいいと思います。
糖尿病関係でいうと、 ・急に糖尿病を発症した方あるいは、血糖値が悪化した方 ・アミラーゼが高い方 膵臓がんは血液検査ではわかりづらく、画像検査が重要になります。
膵がんの早期発見は難しいですが、上記の所見がある方は定期的な観察が必要になると思われます。