院長の臨床メモcolumn

11月10日に大阪でPDアドバンスセミナーを受けてきました。

研究分野ではなく実際の臨床に沿ったお話をお聞きし非常に為になりました。

PDの処方、循環器、糖尿病、骨疾患など多岐にわたってお話をされました。

講師をされる先生方も試行錯誤の上診療を行い、その体験談やその分野にかかわる最新の文献発表を交えてお話をされていました。

PDをよりよいものにしていこう。

PDは透析の選択肢であることをきちんと伝えていこう。

より良いものを諦めず患者さんに提供していこう。

ただ単なるセミナーではなく、個々の患者さんのQOLを上げていこうという思いが伝わってきました。

医師は論文となると長期予後や生存率を重要視します。

これは非常に大切なことです。

長期予後が良くて、生存率が高い医療を患者さんに提供していきたいと考えています。

しかし、患者さんはそのような長期予後や生存率の向上を理解できても、一番望んでいるのはそれを行うことによって自分がどれだけよくなっていくのだろうという実感だと思います。

長期予後や生存率も非常に大切ですが、患者さんのQOLを重視した報告もあります。

それも意識をした情報収集が大切だと思います。

平成25年2月1日に兵庫県加古川市野口町で新規開業致します。

医院名：きたうらクリニック

標榜科目：人工透析内科、腎臓内科、内科

専門医：日本透析学会透析専門医
　　　　　日本腎臓学会腎臓専門医
　　　　　日本内科学会総合内科専門医

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