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院長の臨床メモcolumn

2019.10.13

糖尿病性腎症腎重症化予防

糖尿病性腎症の早期発見にはまずは、尿蛋白

最近、糖尿病性腎重症化予防が注目されています。

尿蛋白1+以上は腎障害が進行しやすいため要注意とされており、治療対象となります。

1+は決してちょっとした異常ではありません。

腎障害の第一歩にもなりえます。

それでは尿タンパク陰性や+-はどうなのか?

尿蛋白陰性でもそのうちの1割は尿アルブミン陽性と言われています。

尿アルブミン陽性は糖尿病性腎臓病の早期発見のマーカーともいわれていますので非常に大切な検査になります。

それでは尿蛋白+-はどうなのか?

約60%で尿アルブミンが陽性となります。

ということは、尿蛋白+-であったとしても油断できないということです。

会社の健康診断が多い時期ではありませんが、特定健診は2月まで実施されています。

尿蛋白に注意していきましょう。