糖尿病性腎症の早期発見にはまずは、尿蛋白
最近、糖尿病性腎重症化予防が注目されています。
尿蛋白1+以上は腎障害が進行しやすいため要注意とされており、治療対象となります。
1+は決してちょっとした異常ではありません。
腎障害の第一歩にもなりえます。
それでは尿タンパク陰性や+-はどうなのか?
尿蛋白陰性でもそのうちの1割は尿アルブミン陽性と言われています。
尿アルブミン陽性は糖尿病性腎臓病の早期発見のマーカーともいわれていますので非常に大切な検査になります。
それでは尿蛋白+-はどうなのか?
約60%で尿アルブミンが陽性となります。
ということは、尿蛋白+-であったとしても油断できないということです。
会社の健康診断が多い時期ではありませんが、特定健診は2月まで実施されています。
尿蛋白に注意していきましょう。