空気が乾燥したり、風邪をひいたりするとのどが痛くなります。
咽頭痛と鼻水を訴える患者さんが多くなっています。
咽頭痛に対しては
138番の桔梗湯
アズノールやトローチ
うがいや薬
必要であれば解熱鎮痛薬。
それ以外では、トランサミンを使用することがあります。
トランサミンというと美容というイメージや止血というイメージがあると思いますが、抗炎症作用もあるのです。
炎症が起こると、プラスミンという物質が産生され増加します。
その結果、血管拡張し、痛みを誘発する物質が集まってきて、痛みをおこします。
そのプラスミンをやっつけてくれるのが、トランネキサム酸であるトランサミンです。
咽頭炎所見があれば、
上記の薬剤のトランサミンを処方します。