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院長の臨床メモcolumn

2012.10.12

感染性胃腸炎のあとに下痢が続く場合

感染性胃腸炎の話です。

感染性胃腸炎の治療は基本的には嘔吐がある場合は絶食です。

嘔吐がおさまってからは少しずつ野菜スープなど胃にやさしいものを飲んでいきます。

漢方治療としては五苓散が有名です。

今回その五苓散で急性腸炎はよくなって気分不良や食欲不振は改善して、絶好調になったのですが、どうも腸炎が起こってから1日3-4回の水様性下痢が続く方がいらっしゃいました。

腹痛も熱もなくて、単に下痢だけ。

そんな方にはツムラ啓脾湯。

「脾」⇒⇒⇒消化器

「啓」⇒⇒⇒力をつける

という意味です。

弱った消化器に力を与えてくれます。

食欲不振、軟便、消化不良、水様性下痢の方に使います。

特に下痢を抑える作用は強いです。

2日で効果がありました。

非常に有効でした。

胃腸炎後、食欲もなくなんだか気分が悪い場合には昨日の「ツムラ六君子湯」がいいでしょうし、胃痛で困っている場合は「ツムラ安中散」がいいと思います。