(概要)
・今冬の新型コロナウイルス感染と季節性インフルエンザ感染の流行が懸念されている。
・新型コロナウイルス流行後、冬を迎えるのは初めてである。
・下記のサイトは新型コロナウイするではなく、風邪のウイルスである季節性コロナウイルスをまとめた報告である。季節性コロナウイルスは冬季に流行する可能性があり、新型コロナウイするも増加する可能性がある。
(印象と感想)
・インフルエンザウイルスに関しては、今夏の発生が少ないが、今冬に関しての流行を否定したものではない。しかし、マスクや手洗いなどの標準的な予防の効果は出ていると思われる。
・新型コロナウイルスとインフルエンザの混合感染に関しては海外で報告されているため、両者は共存する可能性はある。同時感染による重症度に関してはまだ明らかではないが、治療法のあるインフルエンザの早期発見早期治療に関しては必須と考える。
・忘れてはならないのは、細菌性感染との併発である。新型コロナウイルスにしろ、インフルエンザウイルスにしろ、細菌感染を併発することがある。その場合は抗生剤が必要である。
・今冬は両者のウイルスの鑑別が中心となるが、決して細菌のことは忘れてはならない。